今週ボクシングニュースまとめ1月30日から2月5日

今週ボクシングニュースまとめ

■ワイルダーのV5戦、代役挑戦者はワシントン

　米アラバマ州バーミンガムのレガシーアリーナで2月25日に予定されているWBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー（アメリカ）の挑戦者がジェラルド・ワシントン（アメリカ）18勝12KO1分無敗に決定した。当初、同級12位アンドレイ・ワウルジク（ポーランド）と発表されたが、ワウルジクがドーピング検査で陽性反応を示し、主催者が代役を探していた。
動画ジェラルド・ワシントン

■マクドネルvsソリス再戦WBAオーダー

　WBAは昨年11月に対戦したバンタム級王者ジェイミー・マクドネル（英）とリボリオ・ソリス（ベネズエラ）に対し、再戦交渉に入るようオーダーした。

■WBO王者ロマチェンコvsWBA王者ソーサ試合決定

　WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）が4月8日、ワシントンD.C郊外のオクセンヒルでWBA同級レギュラー王者ジェイソン・ソーサ（アメリカ）と対戦することが明らかになった。複数の米メディアが報じた。
これによりWBA同級スーパー王者コラレスが日本で試合の交渉がされているとか。

■山中慎介に挑戦のカールソン「KOしか考えていない」

　3月2日、両国国技館でWBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介（帝拳）に挑戦する同級9位カルロス・カールソン（メキシコ）が地元ティファナで特訓に明け暮れている。カールソン（22勝13KO1敗）はウィラポン・ナコンルアンプロモーションに挑戦歴があるセルヒオ・ペレスが主宰する「セレナ・ジム」でジムワーク。同時に山中戦に備えて週末から週の半分近くを高地でのフィジカルトレーニングに当てている。

■2月2日北京五輪銅ヨルデニス・ウガス試合結果

ウェルター級10回戦
ヨルデニス・ウガス（キューバ）vsレバン・バミチャバ（ジョージア）

結果　ヨルデニス・ウガスの2-1判定勝ち99-90 94-95 97-94

ハイライト動画

2月2日北京五輪銅ヨルデニス・ウガス試合予定

■ミゲール・コット復帰戦が延期

2月25日に米テキサス州フリスコで予定されていた元4階級制覇王者ミゲール・コット（プエルトリコ）の復帰戦が延期に。対戦相手ジェームス・カークランド（米）が鼻を負傷したことによるもの。コットは2015年11月のサウル“カネロ”アルバレス（メキシコ）戦以来の試合となるはずだったが、これでまたブランクが伸びた。
興行自体も延期となりアンダーカードのWBA世界スーパーバンタム級統一戦リゴンドーvsフローレス、ディエゴ・デラホーヤ（メキシコ）vsヨアンドリス・サリナス（キューバ）もBOXRECの予定から延期されている。

■WBOライト級1位フェリックス・ベルデホ判定勝利

WBOライト級1位フェリックス・ベルデホ（プエルトリコ）が3日（現地時間）、オリバー・フローレス（ニカラグア）と10回戦を行い3-0判定勝ち（99-91、96-94、98-92）。ベルデホは無敗記録を23（15KO）に伸ばした。

■5月6日カネロ戦のチャベスJr、ベリスタイン氏（マルケスのトレーナー）に師事

　5月6日ラスベガスでサウル“カネロ”アルバレスとのメキシカン・ビッグネーム対決が組まれたフリオ・セサール・チャベスJrが殿堂入りトレーナー、イグナシオ“ナチョ”ベリスタイン氏のもとで決戦に備えることになった。

■日本S･バンタム級タイトルマッチ久我勇作が日本王者に、石本康隆に2回TKO勝ち

　第38回チャンピオンカーニバルの開幕戦、日本S･バンタム級タイトルマッチが4日、後楽園ホールの「第558回ダイナミックグローブ」で行われ、挑戦者1位の久我勇作（ワタナベ）が王者でWBO6位の石本康隆（帝拳）に2回2分49秒TKO勝ちで新チャンピオンに輝いた。石本は3度目の防衛に失敗した。

■比嘉大吾12連続KOマーク “世界前哨戦”に勝利

　OPBFフライ級チャンピオンでWBC同級3位の比嘉大吾（白井･具志堅S）が4日、ダイナミックグローブのセミでS･フライ級10回戦に臨み、フィリピン・フライ級8位ディオネル・ディオコスに4回2分29秒TKO勝ち。デビューからの連続KOを12に伸ばした。
　比嘉は、3月4日にタイで行われるWBC世界フライ級王座決定戦の勝者に挑戦することが濃厚とみられている。