尾川堅一はどうなったんですか?

尾川堅一はどうなったんですか?

黒髪のかねろ@maestrito_pixieです。

カネロvsゴロフキンの再戦がぽしゃってしまいましたが、あれだけネリーのドーピング騒動などでメキシコ人選手に疑いの目が掛かっている中、メキシコのビッグスターにまでスキャンダル……となれば試合をするのも難しくなるのは自明。



 残念だが、致し方ない部分ではある。ある意味で潔白を要求されるようになってきているのは最近の流れではあるし、カネロ本人が協力すると述べている以上はサスペンドも致し方無しという判断なのだろう。

 さて、ネリーの陰に隠れているが一人日本人ボクサーでもドーピング騒動が起こっていた。IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一である。アメリカのラスベガスで王座決定戦に出場した尾川は圧倒的不利を覆して、アメリカ人選手のテビン・ファーマーとの対決を制して世界王者となった。

 しかし、その試合の後に一つのケチがついてしまった事は言うまでもないだろう。彼自身が服用していた薬がドーピング検査に引っかかってしまったのだから。これについては帝拳陣営も対応をするとしていたように、即座に解決できるかと思ったのだが……。

ドーピング検査は年々厳しさを増している



 近年では、様々な競技でドーピングが取り締まられるようになってきた。特にオリンピックでの取り締まりは大変に厳しく、サッカーやプロテニスのツアーでも抜き打ちで検査が行われているのが実情だ。

 その中で、シャラポワのようにカミングアウトする者もいれば、ネリーのように上手く逃れようとする者もいる。かつてあまりにも強くなり過ぎた事で、マニー・パッキャオにも疑いが掛かった事もあった。いずれにしても競技力を大幅に向上させる事は可能だが、反面副作用は甚大なものとなる。故に、必ずしもその後幸福な人生を送ることができるかどうか保障は一切できないのだ。

 一方で、プロボクシングでは比較的ドーピング検査が緩い競技でもある。一部のボクサーはドーピング検査を受けるという事を宣言しているが、その数は圧倒的に少ない。ある意味でアスリート性よりもエンターテインメント性を重視した競技故に、どうしてもそのようになってしまうのかもしれない。



 疑惑が発覚した後でもうやむやになりがちな背景には、恐らくはそのような一面がどうしても見え隠れしてしまうからなのだろう。だが、帝拳ジムはうやむやにしてはいけないことを既に経験しているのだ。

ネリーを糾弾して、まさか尾川の件をうやむやで終わらせないですよね?

 ネリーは山中との対戦でドーピング検査が陽性となった。確かにWBCの本部はメキシコにあり、その庇護を受けた事によって陽性という結果が出てもうやむやな形で終わってしまったが、これらに対して何も対策出来なかったのは帝拳ジムの瑕疵だろう。あるいはビジネス的な欠陥といっても良い。



 当然ネリーを批判するという事や抗議はとても大切だ。だが、これが自分のジムでそのような疑惑が起きた時にうやむやで終わらせるという事があっていいという事とイコールではない。寧ろ申告漏れであり、問題が無かったならばその事を堂々と説明すれば良い。それだけではないだろうか。



 しかし、1月にそのドーピング結果が陽性となったにもかかわらず、3か月経過した現在。尾川がチャンピオンベルトを持っているIBFからも、帝拳ジムからも公式な発表はない。単純にIBFが怠けているだけなのか、それとも帝拳ジムが発表していないからなのか。もし、発表していないのだとしたらそこに不都合はあったのか。

 もし、自分たちだけうやむやにできると感じているのであれば。それは大きな勘違いである。何よりそれは尾川の為にならないし最悪タイトル剥奪さえ免れない処分となったならば誰が責任を取るのだろうか。

それでも、今は静観するしか方法が無い

 日本拳法出身の選手で、そのパンチの強さは新人王獲得時から話題となっていた。デビューから5年で日本王者となり、そして30歳手前で世界王者となった。年齢とは裏腹に、まだまだこれからの男である。本当に選手の為を思うのであれば、何よりも尾川に対してどうすべきかを明確にしてあげることではないだろうか。

 そして、潔白で何一つ問題がないのであれば。尾川をマネジメントしているジムは何故発表をしないのか。大変簡単なことではないか、このように私は思う。IBFからの結果待ちであるならばそれはそれで構わない。だが、やきもきしてしまうのは他ならぬファンである事を決して忘れてはいけない。

 私も尾川がお咎め無し(もちろん明確に理由をつけられて)であってほしいと思っているし、早く彼の防衛戦を見たいというのが本音だ。サスペンドがあるならば、明確にそうすべきでもあると思う。いずれにしても我々は、公式発表が出るまでは静観するしか方法が無いのだろう。

 もちろん、それが果たしてファンに向けられた正しい対応なのかどうか。それは疑問を覚えてしまうのだが……。

尾川堅一はどうなったんですか?

5 件のコメント

  • 黒髪のかねろ(黒髪の赤髪)とかいうダッサダサの名前付けてたら、カネロがドーピングしてました!というさらにダッサダサの管理人がまた煽り駄文書いてんのか・・・という感じですね

    • タオルさん
      コメントありがとうございます。
      黒髪のかねろさんはサイトの管理人ではありません。寄稿者になります。
      タオルさんも記事を書いてみますか?反論があればもう少し具体的にお願いできますでしょうか?

    • いやあ、返事が遅くなってすみません。
      カネロのドーピングについてですが、きちんと然るべき場所で検査を行い、罰を受けるならば受けるべきであるという事ですね。

      個人的なファンから言わせていただくならば。大変残念ですけれどね。

  •  日本ボクシングコミッション(JBC)は5月28日、昨年12月のIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦前の薬物検査で陽性反応が出た尾川堅一(30=帝拳)に対し、1年間のボクサーライセンス停止処分を科すと発表した。https://www.nikkansports.com/battle/news/201805280000507.html

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