2018年12月8日（日本時間9日）アメリカ,ニューヨーク,マディソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催されたライト級2団体王座統一戦、現WBA世界ライト級スーパー王者ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）対、現WBO世界ライト級王者ホセ・ペドロサ（プエルトリコ）の試合結果をLIVEライブでお届けします。
ロマチェンコの圧倒劇【結果・動画】ワシル・ロマチェンコvsホセ・ペドロサ、ライト級2団体王座統一戦 12月9日
目次リンク
これまでのロマチェンコとホセ・ペドラサ
これまでの現WBA世界ライト級スーパー王者ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）と、現WBO世界ライト級王者ホセ・ペドラサ（プエルトリコ）を簡単にご紹介。
これまでのロマチェンコ
世界最速の3階級制覇王者、現WBA世界ライト級スーパー王者ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）30歳、11勝9KO1敗は、2018年5月12日ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて、WBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス（帝拳）と対戦し6ラウンドに、プロ転向後初となるダウンを奪われるも10ラウンドでTKO勝ちを収め世界最速の3階級制覇を達成した。またこの試合で負傷した右肩を手術したが、9月にはトレーニングに復帰している。
これまでのホセ・ペドロサ
元IBF世界スーパーフェザー級王者で、現WBO世界ライト級王者のホセ・ペドロサ（プエルトリコ）29歳、25勝12KO1敗は、2018年8月25日に、アメリカ合衆国アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナでWBO世界ライト級王者ベルトラン（アメリカ）に王座挑戦、ダウンを奪い大差判定勝ち12回3-0（117-110×2、115-112）を収め2階級制覇を達成しWBO世界ライト級王者となった。
試合内容・試合前データ ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
身長リーチ・ETCデータ ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
スタイル
ロマチェンコ：左サウスポー
ペドロサ：基本右オーソドックス（スイッチ）
身長リーチ
ロマチェンコ：身長170cmリーチ166cm
ペドロサ：身長173cmリーチ180cm
年齢
ロマチェンコ：30歳
ペドロサ：29歳
戦歴
ロマチェンコ：11勝9KO1敗
ペドロサ：25勝12KO1敗
試合内容 ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
1ラウンド
ペドロサが前にでてくる。ロマチェンコはガードを他アック上げながら足を使う。ロマチェンコの左ストレートのカウンターが印象的、それ以外は探り合いの落ち着いた展開。
身長差はあまり感じないがサイズ・フレームはペドロサが一回り大きい。
どちらかといえばロマチェンコ
2ラウンド
1分50秒過ぎロマチェンコのいきなりの左がヒット
それ以外は互いに、フェイントの探り合い。
どちらかといえばロマチェンコ
3ラウンド
中盤まで探り合い。ロマチェンコが横に左右に足を使い角度を変えジャブを当てていく。
2分過ぎロマチェンコの連打、終盤接近してペドロサがボディ連打。
4ラウンド
ロマチェンコが上半身を振りながらプレスを掛ける。ペドロサが下がりながら細かい連打を放つ。
最後10秒ロマチェンコのワンツーが浅くヒット。
ともにヒットが少ない。
ロマチェンコやや優勢。
途中スペック印象
パンチスピードはさほど変わらず、
フットワークスピードはロマチェンコ。
パワーは互角？
サイズ差はペドロサやはり大きい
という印象
5ラウンド
ロマチェンコが上半身を振りながらプレスを掛ける。ペドロサが下がりながら細かい連打を放つ。
ペドロサがロマチェンコ打ち終わりに的確な連打でややペドロサ優勢
5ラウンドまでのパンチデータ ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
6ラウンド
1分20秒過ぎロマチェンコがペドラサをロープに追い込み連打。
ロマチェンコ優勢。
7ラウンド
ロマチェンコがプレスし、ペドラサが下がりながら打ち終わりに連打。
いままででよりロマチェンコはペドラサ距離を詰め始めている。
ペドラサの細かい手数が印象的
8ラウンド
このラウンドもロマチェンコがプレスし、ペドラサが下がりながら打ち終わりに連打。
50秒過ぎロマチェンコの打ち終わりにペドラサがボディの連打が印象的。
このラウンドもペドラサの細かい手数が優勢。
9ラウンド
このラウンドもロマチェンコがプレスし、ペドラサが下がりながら打ち終わりに連打。
ロマチェンコ手数が増え、左ストレートのヒットを量産
ロマチェンコ優勢。
ESPNダンラファエル採点：ロマチェンコ89-82ペドロサ
Round By Round Boxing採点：ロマチェンコ88-83 ペドロサ
10ラウンド
このラウンドもロマチェンコがプレスし、ペドラサが下がりながら打ち終わりに連打。
的確にロマチェンコがパンチをヒットさせ、ロマチェンコ優勢。
リプレイ映像は見てる以上にロマチェンコのパンチがクリーンヒットしている。
11ラウンド
1分20秒過ぎから、ロマチェンコが倒しにかかり、連打連打の猛攻でラスト30秒でペドラサがダウン、立ち上がり続行するが、再度ペドラサがダウン（ロマチェンコのボディ）。
12ラウンド
ロマチェンコ手数で圧倒。判定となる。
試合結果（勝敗）ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
現WBA世界ライト級スーパー王者ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）が、同級WBO王者ホセ・ペドロサ（プエルトリコ）に2度ダウンを奪い、ロマチェンコ判定勝利3-0（ 117-109 | 119-107 | 117-109 ）。ワシル・ロマチェンコはライト級の2団体王座統一に成功し、戦歴を12勝9KO1敗とした。負けたホセ・ペドロサは25勝12KO2敗とした。
2度ダウンを奪い、ロマチェンコ判定勝利3-0（ 117-109 | 119-107 | 117-109 ）。ワシル・ロマチェンコはライト級の2団体王座統一に成功
公式スコアカード ロマチェンコvsペドロサ
The #LomaPedraza scorecards pic.twitter.com/WDwaDdI10m
— Ryan Songalia (@ryansongalia) December 9, 2018
ロマチェンコのコメント：ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
ロマチェンコの試合後コメント
「ライト級のあと2つのベルトがほしい、マイキー・ガルシアと対戦したい」
マイキー・ガルシアは3月16日にウェルター級王者のエロール・スペンスJr と戦うがライト級WBC王座
は現状返上していない模様。IBFは返上した。
"I want two more belts and maybe next year we can make a fight with Mikey Garcia."#LomaPedraza pic.twitter.com/EyUJJfMHOo
— Top Rank Boxing (@trboxing) 2018年12月9日
パンチデータ：ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
パンチデータ：ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
11ラウンド2度のダウン動画：ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
ロマチェンコがホセ・ペドロサから、11ラウンドに2度のダウンをとった動画をご紹介。
LOMAAAAAAAA WOW. Sniper down!!!!#LomaPedraza pic.twitter.com/KygLTKwGEG
— Top Rank Boxing (@trboxing) 2018年12月9日
フル動画：ロマチェンコvsホセ・ペドロサ
ロマチェンコvsホセ・ペドロサのフル動画のご紹介。
ライト級他団体王者
WBA：ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）
WBC：マイキー・ガルシア（アメリカ）
3月16日にウェルター級王者のエロール・スペンスJr と戦う。
IBF：空位
王座決定戦→1位リチャード・コミー（ガーナ）vs3位イサ・チャニエフ（ロシア）
WBO：ワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）
WBAでは元王者のアンソニー・クロラ（32＝イギリス）がダウド・ヨルダン（31＝インドネシア）に勝って指名挑戦権を獲得
序盤から中盤少し苦戦したが最後にはダウンを奪いきっちりポイントを奪いハイテクっぷりを魅せ、勝利。
さすがハイテクとしか言いようがない・・・うまい。リプレイ映像は見てる以上にパンチがヒットしておりました脱帽です。
アンダーのドグボエがショックでした
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