井上尚弥は1993年4月10日生まれのプロボクサーで、神奈川県座間市出身です。大橋ボクシングジムに所属している彼ですが、アマチュア時代は父親が経営していたボクシングジムでトレーニングしていました。もっともプロ転向する際に、父はプロ指導の経験があるトレーナーに彼を預けようと考えていたのです。所が井上選手本人が親子二人三脚で世界王者になる事に拘ったため、父親と一緒に大橋ボクシングジムに入ったという経緯があります。
試合結果速報↓
アマチュア時代から井上尚弥は高校生として初めてアマチュア7冠を果たす等、国内では圧倒的な強さを見せていたのです。ですがロンドンオリンピックの出場を目指し予選会を兼ねていたアジア選手権に出たものの決勝で敗れてしまい、残念ながらオリンピック出場は逃した過去があります。
プロ入り後は日本王座から東洋太平洋王座とステップアップした後、わずか6戦目でWBC世界ライトフライ級王者を獲得したのです。6戦目での世界王者獲得は、当時の日本人男子の最速記録でした。更に8戦目でスーパフライ級王座を獲得して2階級制覇を達成した事で2014年の世界ボクシング界の年間MVPを獲得したのです。そして2018年には16戦目にしてWBA世界バンタム級王座を獲得した事で、3階級制覇を達成しました。
井上尚弥の身長やリーチ体格!
プロボクサーとして圧倒的な強さを誇る井上尚弥ですが実の所、体格的には恵まれている訳ではないです。身長は165センチで、リーチは171センチとどちらもボクサーとして特に目を引く数字ではありません。実際に彼はこれまでも、体格差のある相手と戦って倒して来ています。
ボワイヨ戦、約7センチリーチ差
目に付く所ではまず、2017年12月30日に行われた対ボワイヨ戦です。ボワイヨ選手は身長で約6センチ、リーチで約7センチも上回っていました。ですがそんな体格差をまるでものともせずに、井上尚弥は3回1分40秒TKO勝ちを収めたのです。
マクドネル戦、体格差
体格差で言えば2018年5月25日に行われたマクドネル戦は、より一層差がありました。身長で約13センチ、リーチで約14センチも対戦相手が上回っていたのです。所が圧倒的な体格差のあるこの試合でも、彼は相手を圧倒します。結果的には初回1分52秒でTKO勝ちを収め、日本最速での3階級制覇を達成したのです。
すべてを超越する技術
井上尚弥が圧倒的な体格差のある相手にも難なく勝ってしまう理由は、ボクサーとしての優れた技術力があるからこそだったりします。具体的にはパンチの威力とスピードが、優れているのが大きい所です。実際に対戦相手の多くが、彼のパンチは速くて見えない上に重いと証言しています。
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