世界のボクシングいつ再開？各プロモーターの現時点のコメントまとめ

世界のボクシングいつ再開？各プロモーターの現時点のコメントのまとめをご紹介。
情報：ESPN

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世界のボクシングいつ再開？各プロモーターの現時点のコメントまとめ

世界のボクシングいつ再開？各プロモーターの現時点のコメントまとめ

いつボクシングを再開する予定？

DAZN系GBPデラホーヤ

「私たちは、テキサス、カリフォルニア、ネバダ、ニューヨークなどのさまざまな委員会と話し合っています。マディソン・スクエア・ガーデン、MGMグランド、パームスプリングスのファンタジー・スプリングス・カジノなどの会場をチェックしてきました。安全が第一なので、まず彼らが何を考えているのかを感じ取りたいのです。
　すべてのカードを順番に並べているところです。すぐには行かないが、早ければ７月にはショーを開く準備ができている。」

DAZN系GBPエリック・ゴメス社長

「6月の復帰プラン、7月の復帰プラン、8月の復帰プランの可能性がある。まだ分からない。プランA・B・Cを用意しています。各州や連邦政府、今後出てくる規則や規制を監視しています。それらに依存しています。
　カリフォルニアには本当に良い兆候があります。ベンチュラではいくつかのゴルフコースがオープンしました。パームスプリングスも同じことをしようとしています。将来性のある兆候がいくつかありますが、それは地元の委員会にかかっています。」

PBC系プロモーターのトム・ブラウン氏

「我々はいくつかの計画を立てている。7月にスタートする計画もある。今はまだ流動的だ。まだ誰も発表していない。計画はある７月からの計画、８月にずれ込んだ場合は、そこからの計画もある。
　今は健康と安全が第一だ “今は安全衛生と正しい方法でやることが全てだ。」

PBC系ショータイムスポーツのスティーブン・エスピノザ社長

「7月はかなりに楽観的に見える。それまでにイベントができないわけではありませんが、もう一つの要因は、良い製品を提供し、ファイターに準備するための公平な機会を与えたい、怪我を最小限に抑えたいということです。多くの選手がジムを利用できなかったことを念頭に置いておく必要があります。裏庭で鍛えたり、ランニングをしたりすることはできますが、けして良い環境ではないです。
　５月中旬か５月末に許可が下りても、選手の多くはトレーニング不足だ。」

DAZN系マッチルームのエディ・ハーン氏

「今のところ、観客を巻き込むようなことは考えにくいと思います。だから、私たちにとっての最大の問題は、最初は閉鎖されたドアの向こうでどんな試合ができるかということです。
5月の話をしている人は嘘をついている。
6月下旬はあるかもしれませんが、5月から数日しか経っていないのに、まだ選手やトレーナーはジムにも入っていません。彼らが外に出てランニングなどをしているのは分かっていますが、実際には7月の方が可能性は高いと思います。

　実際コロナの影響は、10月、11月、12月、もしかしたら2021年まで続くのか？

　私はカネロやアンソニー・ジョシュアや様々な選手の話をしているのですが、いままでゲートで1000万ドル以上の話をしていて、突然、それが存在しない場合は、『ああ、とにかくやるだけだ』とはいかないのです。このままでは、何をやってもうまくいかないよ。

　ジョシュアの計画では、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムでクブラト・プレフとする予定だった。
　それが不可能ならば、その潜在的なゲートに代わる他の場所で戦えるのだろうか？サウジで問題は解決したのか？極東に世界ヘビー級の試合をそこに持ち込むことが望んでいるのだろうか？

　今のところ英国ファイターとの会話の中には、７月になったら、クローズド・ドアの裏で、お前の出場枠があるかもしれない。観客が戻ってくるのを待ちたいと言う人もいる。それは2021年まではないかもしれない。とか」

ショーを復活させたら、どのように展開していくつもりですか？

DAZN系GBPエリック・ゴメス社長

「いろいろなシナリオがあります。ストリーミングパートナーであるDAZNとも話し合った。これまでのように、【木曜の夜の試合】という番組をやっていて、その中の一つとして、世界タイトル戦も含めて、さらに拡大していこうという話をしています。様々なシナリオが考えられる。私たちはどんな方向にも進む準備ができています。」

トップランクのボブ・アラム

「我々の計画では、ライブコンテンツへの欲求があるので、1試合あたりの試合数を減らして、週に2～3回のイベントを行うことにしています。」

PBC系プロモーターのトム・ブラウン氏

「金曜日と土曜日、または土曜日と日曜日にイベントを行うことを考えました。それは、部屋に50人以下の人を詰め込もうとする最悪のシナリオに取り組んでいることになります。」

PBC系ショータイムスポーツのスティーブン・エスピノザ社長

「私は、おそらく年末まで、またはそれ以上、かなりの期間、混雑のないイベントを行っていると思います。」

ボクシングカードは最初、ファンなしで開催されますか？

DAZN系GBPエリック・ゴメス社長

「再開すれば、そうなるかもしれないと思う。夏になれば、一般の人がボクシングを楽しめるオープンな会場が出てくると思う。いろいろなシナリオがある各コミッションのルール次第だ」

PBC系プロモーターのトム・ブラウン氏

「誰もがファンなしで試合をすることに満足しているわけではないが、今の世界のやり方だ。誰にとっても良くないことだ。私はファイターやマネージメントチームとの電話会議をしているが、中にはその考えに満足していない人もいる。」

すぐに『ビックマッチ』ができますか？

DAZN系GBPデラホーヤ

「ゴールデンボーイでのアプローチは、常に最高の試合をすることです。」

PBC系プロモーターのトム・ブラウン氏

「僕らは男たちに本物のファイトをさせることができる。私達の興行はレベルが違うからね。」

DAZN系マッチルームのエディ・ハーン氏

「それが良い質問だ。答えはこうだ。ライブゲートからの収益を補う方法を見つけない限り無理だ。他の国からの中継料かもしれない放送局がお金を出すかもしれない。誰が知っている？
　一つ確かなのは、最初に戻ってきた時には、中堅クラスの番組になるということだ。
　当初の計画では、７月に戻ってきて、ミドルレベルの試合を片付け、８月、９月、１０月に観客を集めてイベントを行うことになっている。
　また他のプロモーターと競合するのではなく、今は他のスポーツと競合している。すべてが同時に戻ってくるだろう」

トップランクのボブ・アラム

「それはファイターにもよるが、ある者はそうするし、ない者はそうしない。つまり、すべては選択の問題だ。どのファイターがやりたいかなんてどうやって判断すればいいんだ？もし自分がファイターで、観客のいないところで戦うか、戦わないかという選択肢があったとしたら、観客のいないところで戦うと言うことになるだろう。今のところ、観客のいないところで戦うか、観客のいるところで戦うかの選択ではない。」

ボクシングビジネスはどのように変化すると思いますか？

DAZN系GBPデラホーヤ

「調整が必要です。私たちが今まで経験したことのない時代に生きていることを理解する必要があります。人々はライブコンテンツを望んでおり、戦いを見たいと思っています。人々は家にいることを望んでいます。人々はテレビでお気に入りのチーム、お気に入りのファイターを再び見たいと思っています。ライブスポーツコンテンツは王様です。」

PBC系ショータイムスポーツのスティーブン・エスピノザ社長

「たくさんのショーをすぐに出さなければならないというプレッシャーは確実にあります。課題は、他のすべてのスポーツにも当てはまります。秋のクォーターに突入する可能性があります。あなたはNBAが遅れる可能性があり、サッカーも。忙しい秋の四半期の状況においても、通常よりも競争が激しくなる可能性があります。
　私たちは、最大の観客を集める最高のチャンスがあるとわかっているときに、キャッチアップして必要な戦いを全員が賢明に行い、最大の戦いを行うことのバランスをとる必要があります。」

5月9日フロリダで開催されるUFC249について

トップランクのボブ・アラム

「私たちが開始するときは、カリフォルニアまたはネバダの西海岸でやりたいと思います。私たちは何も急ぐつもりはありません。」

まとめ

・７月に再開する意見が多い
・コロナの状況や、各地域のコミッション次第で動きが変わってくる
・無観客でチケット販売による収益の損失をどうするか？
・開催が可能になっても選手の練習の準備がかかる
・観客のいないところで戦いたくない選手もいる。IBFライト級王者ロペス氏など
・いきなりビックマッチは組めない※エディ・ハーン氏
・再開可能になったらまず無観客試合、数ヶ月後に観客を入れて試合など、いくつものプランを考えている。
・延期予定だったカードも変わる可能性がある
・週に数回興行を行う
・極東（欧米から見て、日本・中国・朝鮮・タイなど、東アジア・東南アジアを呼ぶ称）にジョシュアvsプレフの試合をそこに持ち込むことも検討※エディ・ハーン氏