【井上尚弥】最近のニュースまとめ　2019年6月11日

　前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ、7月20日米ラスベガスに、井上尚弥選手と対戦した元WBAスーパー王者で同級4位フアン・カルロス・パヤノと対戦。ネリは体重超過での王座剥奪処分から復帰4戦目。
・井上が演出する「空間」にネリはやられる
　高い防御技術を持つ井上尚弥、ネリの左フックはおそらく通じない。スピードがあるとはいえ、距離が遠い。ネリは井上尚弥ほど距離を取るのがうまい選手ではない。井上尚弥は、KOパンチを放つ空間を作り出す天性のものを持っている。絶妙なる距離感を試合の中で自ら作り出すのに長けた選手である。

イソンといえば、一撃必殺のパンチ力ばかりがメディアで取り上げられることが多かったが、実のところ、タイソンの数多くのKO劇は、井上同様に高い防御

国で準決勝を生中継したスポーツチャンネル「DAZN」の幹部が米国開催を熱望。
「もし、WBSSの設立者がストリーミングサービス・DAZNというテレビ放送のパートナーの希望を受け入れるとするなら、ロサンゼルスは新たな重大なファイティングカードを開催する舞台に位置づけられる」と報じており、マルコウスキー氏は「我々は重要な株主だ。彼ら（WBSS側）に意見をする」とも語ったという。

「ESPN ノックアウト」公式ツイッターは、 引き締まった表情でシャドーボクシングを行う井上の写真とともに井上のコメントを紹介し、さらに「ナオヤ・イノウエはモハメド・アリ杯獲得に絶対的な自信を持ちながらも、ノニト・ドネアを少しも過小評価していない」というツイートも添えた。対戦相手を貶めるのではなく、ファイターとして尊重しようとする井上らしい流儀にスポットライトを当てている。

英ボクシング専門メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」では最新のパウンド・フォー・パウンドを公開し、モンスターは世界3傑に堂々の選出を果たしている。
　1位はカネロ、2位ワシル・ロマチェンコ。そして、3位に井上が堂々の選出を果たした。

WBSS決勝で対戦する5階級制覇王者ノニト・ドネア（フィリピン）について、米ボクシング専門誌「リング」は「パッキャオ同様に殿堂入りさせるべき」と持論を説いている。「フラッシュは5階級にまたがり15人のタイトルホルダーを含む、最強のファイターたちと対峙してきた。18年のキャリアだが、依然として強さを示している」と理由を挙げ、フライ級からフェザー級まで強敵と対峙してきたキャリアを称賛している。

パッキャオのトレーナーをしている名伯楽ローチ氏は「ファイト・ハブTV」公式YouTubeのインタビューでロドリゲス戦のKO劇について質問されると「あの男はデンジャラスだ」と語り、モンスターの強さに驚愕している様子だ。