【結果】小原佳太vsクドラティロ・アブドゥカコロフ　IBFウェエルター級挑戦者決定戦　3月30日＠アメリカ

　2019年3月30日（日本31日）アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィアの2300アリーナで開催されたIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦、同級4位クドラティロ・アブドゥカコロフ（ウズベキスタン）対、同級5位小原佳太（日本・三迫）の試合結果・内容・勝敗をお届けします。

【結果】小原佳太vsクドラティロ・アブドゥカコロフ　IBFウエルター級挑戦者決定戦　3月30日

【基本選手データ】小原佳太vsクドラティロ・アブドゥカコロフ

小原佳太（三迫）基本選手データ

32歳
戦績：24戦20勝18KO3敗1分
身長：180cm
世界挑戦経験：2016年9月にIBF世界同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー（ロシア）に挑戦し2R TKO負け。

クドラティロ・アブドカハロフ（ウズベキスタン）基本選手データ

25歳
戦績：15戦15勝（9KO）無敗
アマチュア歴：170勝（80KO）10敗
身長：177cm

【試合内容】小原佳太vsクドラティロ・アブドゥカコロフ

1ラウンド

距離感がわりと近い、アブドゥカコロフはリング中心で下がらずコンビネーションで仕掛ける、小原佳太はフットワークを使いサークリングしながら攻撃。
序盤いきなりアブドゥカコロフのジャブワンツーが軽くヒット、その後も右オーバーハンドがクリーンヒット、ダメージはなさそう。
リーチ身長は小原佳太が優位。

後半アブドゥカコロフはスイッチしながら攻撃。細かいヒットを当ててくる。詰将棋のような隙間のない攻撃。

2ラウンド
アブドゥカコロフは右を打ったあとスイッチして距離を縮め自分の距離に。ひたすら繰り返し当てるようなパンチでポイントを奪っていく。
小原佳太のコンディションが悪いのか？フットワークは問題ない、なんだかタイミングが全てずれてる感じが・・なんだろうか

アブドゥカコロフはパンチスピード、フットワークスピードもそれほどでもないがパンチはややあるのか

3ラウンド
序盤、小原佳太のスピードのあるコンビネーションが印象的。
打ち合いになり、カウンターで小原佳太のパンチがクリーンヒットするが、すぐさまアブドゥカコロフが連打でかき消す。アブドゥカコロフ打ち合いは自分から引かない

中盤から、アブドゥカコロフの前進のプレッシャーが強まる。

4ラウンド
　序盤、小原佳太のカウンターの右が決まるが、すぐさまアブドゥカコロフの連打でかき消される。
　中盤、中間距離の打ち合いに、アブドゥカコロフがややヒット数おおい。

アブドゥカコロフはパンチ力はない・・　
　

5ラウンド
　アブドゥカコロフ序盤は手数少なめ、終盤に小原佳太の打ち終わりに連打をあててくる。

6ラウンド
最後、アブドゥカコロフが接近して連打で山場を作った。

7ラウンド
中盤と最後に、小原佳太のアッパーカットがクリーンヒット。
明確な小原佳太のラウンドに。

8ラウンド・9ラウンド
小原佳太の手数は少ないが明確なヒットでやや優位なラウンド
8はどちらに振ってもいい

10ラウンド
アブドゥカコロフはアッパーを多用し始める
1分過ぎアブドゥカコロフのスイッチしながら接近しヒットを重ねる40秒間ぐらい一方的な展開に

11ラウンド
小原佳太のカウンターのストレートがヒットが印象的。
ヒット数でも明らかに小原佳太の優位なラウンド

12ラウンド
アブドゥカコロフは下がって対応、流し気味、ポイントを取れていると判断、マウスピースも吐き出す。
試合は判定へ

【試合結果・勝敗】小原佳太vsクドラティロ・アブドゥカコロフ

　3月30日アメリカ フィラデルフィアの2300アリーナで開催されたIBF世界ウエルター級挑戦者決定戦、同級4位クドラティロ・アブドゥカコロフ（ウズベキスタン）対、同級5位小原佳太の試合結果・勝敗は、判定3-0（118-110 | 117-111 | 115-113 ）でクドラティロ・アブドゥカコロフ（ウズベキスタン）が勝利を収めた。

【動画】小原佳太vsクドラティロ・アブドゥカコロフ