2021年8月8日早朝(日本時間)イギリスで開催されたIBF世界フェザー級王座決定戦、IBF1位キッド・ガラハドvsIBF3位ジェームス・ディケンズの試合結果・内容をお届けします。
■戦績
IBF1位キッド・ガラハド27勝26KO1敗
vs
IBF3位ジェームス・ディケンズ30勝11KO3敗
ガラハドの唯一の1敗は2019年6月世界挑戦ジョシュ・ワーリントンに1-2僅差判定負け、2020年2月元WBA世界フェザー級暫定王者マレロとIBF挑戦者決定戦を行い8回RTD勝利で挑戦権を獲得、ワーリントンがWBA同級王者の徐燦と対戦する為に王座返上し王座が空位となっていた。そのワーリントンは返上後の調整試合でメキシコ人のマウリシオ・ララに9回TKO負け、プロ初黒星喫している。
ジェームス・ディケンズ、2013年9月ガラハドとの初戦は10回TKO負け、リゴンドーと今でも無敗のパトリック・ワード(イギリス)にしか敗戦していなく、MTKのゴールデンコントラクトトーナメントで優勝を収めている実力者!
【結果・内容】ガラハドvsディケンズ IBFフェザー級王座決定戦
【試合内容】ガラハドvsディケンズ
1ラウンド
ディケンズがサウスポー、ガラハドがオーソドックス。
前半、ガラハドがジャブからボディストレートで積極的に手数。ディケンズも返すが単発
後半もガラハドがジャブからボディ中心に攻撃。ディケンズ単発。
ガラハドのプレッシャーがいい。
ガラハド優位なラウンド
2ラウンド
ガラハドがスイッチしたり。
ディケンズ手数増えるが、ガラハドが要所で的確にヒット。
ガラハドがジャブから細かい連打でボディまで
ガラハドの詰将棋の攻撃、一旦攻撃すると相手に攻撃する好きを与えずまとめて攻撃。曲者ですね。
これを打開するにはワーリントンぐらいの馬力が必要。それかガラハドを超える技巧派タイプ
ディケンズ鼻が赤い
3ラウンド
ディケンズは手数にフック。ガラハドがて数少ないがヒット率高い。
五分のラウンド。
ディケンズは左眉カット。
4ラウンド
ガラハドはジャブからボディ連打。
ガラハド優位なラウンド
5ラウンド
ガラハドがジャブからワンツーにボディ。
ディケンズのパンチは空転。
ガラハドが手数ヒットで優位に、
余裕があるガラハド、ディケンズは顔も赤く後手に
6ラウンド
ガラハドが足を踏んでレフリーに注意
ディケンズがフック一発当てた以外はガラハドが手数ヒットで優位に
目が腫れだしているディケンズ
流れを変えるのは難しそう
【試合結果・勝敗】ガラハドvsディケンズ
2021年8月8日(日本時間)イギリスで開催されたIBF世界フェザー級王座決定戦、IBF1位キッド・ガラハドvsIBF3位ジェームス・ディケンズの試合結果・勝敗は、序盤からガラハドが的確なパンチで優位にたち11ラウンド終了後にディケンズが棄権し、キッド・ガラハドがIBF世界フェザー級王座を獲得。
■フェザー級王者一覧
WBC:ゲーリー・ラッセルJR(アメリカ)PBC系
WBA正規:リー・ウッド(イギリス)トップランク系
WBAスーパー:レオ・サンタ・クルス(アメリカ)PBC系
WBO:エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)トップランク系※10/17 1位ゴンサレスと対戦予定
IBF:キッド・ガラハド(イギリス)マッチルーム系
WBA正規:リー・ウッドは前王者と再戦する可能性があるツァンが再戦オプションを保持している。
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