2018年9月28日(現地時間)サウジアラビアのジッダ北部に位置する総合スポーツ施設のキング・アブドゥッラー・スポーツシティで開催されたボクシング興行、WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)シリーズ1スーパーミドル級決勝戦で、WBA世界スーパー・ミドル級スーパー王者ジョージ・グローブス(イギリス)対、WBC世界スーパー・ミドル級ダイヤモンド王者カラム・スミス(イギリス)の対戦結果をお届けします。
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もともと2018年6月2日ロンドンのO2アリーナでで試合を行う予定だったが、グローブスが肩を負傷したことで延期して2018年9月28日となった。
この試合でWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)シリーズ1が締めくくられる試合となる。クルーザー級はオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がトーナメント優勝した。
試合内容 グローブスvsスミス
スミス大きい191cmグローブス182cm1ラウンド
互いに距離をとりスミスがリングの中心気味で、少しずつスミスの周りをサークリングするグローブス、パワーパンチでスミス、互いに手数が少なくヒットも少ない。若干手数でスミスとつけても
スミスのワンツー
手数少なく、スミスのジリジリプレッシャーをかけ前進。1R同じような展開。終盤ヤマ場があり、手数でヒットでグローブス
グローブス
3ラウンド
中盤カウンターのスミスの右がヒットしロープに詰め連打、その後は距離をとりジャブの突合
スミスラウンド
4ラウンド
中盤スミスのワンツーが決まる
スミスラウンド
5R
前半からグローブスがアウトボクシングしながら手数でヒットを重ねる。終盤スミスがスリップ、グローブスの足が引っかかる。
グローブス
6ラウンド
グローブス左腕を下げ、フリッカースタイルでジャブを繰り出す。
スミスのパワーで見栄えのいい右がポイント。度々グローブスはロープに詰まってしまう
スミス
7ラウンド
中盤スミスの左フックが炸裂し、グローブスはロープまでよろめき、スミス詰め連打。パワーパンチが炸裂、崩れ落ちながらグローブスがダウン、なかなか立ち上がれず。試合終了。
Smith Stops Groves in the 7th #GrovesSmith #AliTrophy 🏆 pic.twitter.com/REbFhiJhIB
— BOXING CORNER 2️⃣4️⃣/7️⃣ (@boxingcorner247) 2018年9月28日
試合結果 グローブスvsスミス
序盤からプレスを掛けジリジリ前進したスミスがパワーのある右を当てペースを掴み、7ラウンド中盤スミスのカウンターの左フックがクリーンヒットしグローブスはロープまでよろめき、スミス詰め連打。パワーパンチが炸裂、崩れ落ちながらグローブスがダウン、なかなか立ち上がれず。試合終了となり、カラム・スミス(イギリス)が7ラウンドTKO勝利となった。勝利したカラム・スミス(イギリス)はWBSSシリーズ1スーパーミドル級を制覇しアリトロフィーが送られ、WBC世界スーパー・ミドル級ダイヤモンド王座の2度めの防衛に成功し、、WBA世界スーパー・ミドル級スーパー王座を獲得した。スミスは戦歴を25勝18KO無敗とした。
スコアカード グローブスvsスミス
グローブスvsスミスのスコアカードを紹介。ジャッジが4人?6ラウンドまで2-1(1引き分け)でグローブスがリードしていた。グローブス寄りのジャッジだった。
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