2018年イギリス,O2アリーナで開催されたWBCシルバータイトルマッチ王者マーティン・マレー(イギリス)対、村田諒太から王座陥落したハッサン・エンダム(フランス)の試合結果をお届けします。
この試合はIBF世界フェザー級タイトルマッチ、王者ジョシュ・ワーリントンvsカール・フランプトンのアンダーカードで行われた。
村田諒太に負けたエンダムが敵地で【結果】ハッサン・エンダムvsマーティン・マレー
村田諒太に負けたハッサン・エンダムとマーティン・マレーのこれまでと、試合結果・勝敗を紹介します。
村田諒太に負けたハッサン・エンダムのこれまで
2017年5月20日、有明コロシアムでWBA世界ミドル級2位の村田諒太とWBA世界ミドル級王座決定戦を行い、12回2-1の判定勝ちを収めWBOに続きWBAでの正規戴冠に成功した。 2017年10月両国国技館でWBA世界ミドル級第1位の村田諒太と再戦し、7回終了TKO負けを喫し前戦の借りを返されWBA世界ミドル級王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した。村田諒太に負けて以来の試合となる。
36勝21KO3敗、34歳。
これまでのマーティン・マレー
マーティン・マレーは、2012年11月24日マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナにて、ホルヘ・ナバーロとWBA世界ミドル級暫定王座決定戦を行い、6回1分40秒TKO勝ちを収め王座を獲得した。2014年3月7日、マレーが2012年11月24日に暫定王座を獲得して以来1度も防衛戦を行わなかったとして王座剥奪。
WBC2位、36歳、37勝17KO4敗、4敗は元WBC・WBO世界ミドル級統一王者セルヒオ・マルチネス、元WBAスーパー・WBC世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン、元WBA世界スーパーミドル級スーパー王者ジョージ・グローブス、元世界2階級制覇王者アルツール・アブラハム、名だたる選手と対戦している。
2018年6月WBCシルバー王者ロベルト・ガルシアと対戦し王座獲得した。
試合内容と結果・勝敗、ハッサン・エンダムvsマレー
ハッサン・エンダム:身長181cmリーチ188cm オーソドックス
マレー:身長183cmリーチ185cmオーソドックス
ハッサン・エンダムが足を使い出入りのアウトボクシング、マレーはきっちりガードを上げ前進しプレスを掛けボディ中心に攻撃する展開。パンチスピードとフットワークスピードで上回るハッサン・エンダムが手数ヒットで優勢をアピール、4ラウンドマレーのパンチで足を滑らせコーナーに倒れてしまう、両手をロープに支えダウンではないように見えたが、ダウンカウントを取られてしまう。 以後もエンダムのアウトボクシングでヒットを量産しポイントをとっていき試合が終了。
挑戦者のハッサン・エンダムが2-0の判定勝利(114-114、117-112、116-112)しWBCミドル級シルバー王座獲得に成功した。村田諒太にKO負けて以来の試合を見事に敵地で判定勝利を収めた。勝利したハッサン・エンダムは戦歴を37勝21KO3敗とした。WBC2位のマレーに勝利したエンダムは上位ランクにランクインすることが濃厚となる。
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