2019年9月29日アメリカ・カルフォルニア州ステイプルズ・センターで開催されたIBF・WBC世界ウェルター級統一戦、IBF王者エロール・スペンスjr.vsWBC王者ショーン・ポーターの試合結果・内容・勝敗をお届けします。
【結果】IBF王者エロール・スペンスjr.vsWBC王者ショーン・ポーター『ウェルター級統一戦』 2019年9月29日
目次リンク
【選手情報】IBF王者スペンスjr.vsWBC王者ポーター
IBF王者エロール・スペンスjrは、前戦2019年3月17日に世界4階級制覇王者マイキー・ガルシア(2階級アップ)と対戦し3-0( 120-107, 120-108, 120-108)大差判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。
身長:177cm
リーチ:183cm
戦績:25勝21KO
歳:29歳
サウスポー
WBC王者ショーン・ポーターは、前戦2019年3月9日ヨルデニス・ウガスと対戦し2-1(116-112 | 115-113 | 111-117 )の判定勝利を収め初防衛に成功した。ウガスが勝利していると報道しているメディアもあり、際どい防衛戦だった。
身長:170cm
リーチ:177cm
戦績:30勝17KO3敗1分
歳:31歳
オーソドックス
【試合内容】IBF王者スペンスjr.vsWBC王者ポーター
1ラウンド
前半、ポーターが小刻みにステップを使いフットワークでスペンスの周りを回る。落ち着いた展開。
後半、ポーターの連打をスペンスが下がりカウンターのボディ。クリンチありの接近戦が少し続く。
スペンスがジャブからボディ。最後はスペンス攻めにポーターが下がる形に。
スペンスのボディを有効だとしてスペンス優位のラウンド。
フットワークスピードはポーター、体のパワー、パンチパワーはかなりの差でスペンス。ボディは後半効きそう。
S1-0P
2ラウンド
前半、スペンスがジャブで下げさせる。スペンス、カウンターの左を軽くヒット。前半最後ポーターが連打でスペンスを下げさせスペンスはつまずいてバランスを崩す。(リプレイだと自分でバランスを崩した)
後半、先程の勢い流れでポーターは前にでて細かい連打でヒットを奪う。
やや中盤からポーターの手数で見栄えはペースを維持したが、リプレイの有効打(左ストレート)はスペンスがいいパンチだった。ドローとしました。
S1-0P
3ラウンド
前半、スペンスがジャブで前に、ポーターが連打で仕掛けるがスペンスは足と上半身をうまく使いヒットさせない。
1分すぎポーターは左を下げジャブを多用し始める。
1分30すぎポーターの連打にスペンスがバックステップでかわし左ボディをヒットさせる。接近戦に発展するがポーターがフック系で連打を放つがスペンスがうまくディフェンスしながらボディを的確に当てる。ポーターの勢いは止まらずボディの連打。
スペンスのボディ、ポーターの積極性どちらを取るか・・
ややポーターに振った
S1-1P
体のパワーはポーターもなかなかありますね。
4ラウンド
前半、ポーターがジャブから積極的に30秒ほど一方的に攻撃、
スペンスはガードを固めるのみ。スペンスがパンチをかえすがポーターのボディやフックの連打を放つ。ポーターのボディかフックがすこし効いている様子。
後半もポーターが勢い良く接近戦で攻める。フック系の連打。スペンスカウンターのフックを浅くヒット。
手数で圧倒したポーターの優位なラウンド。
一方的に攻撃を許したスペンスだがしっかりガードしている。
S1-P2
5ラウンド
前半、ポーターが積極的に攻める。スペンスもジャブからボディストレート。
後半、せっっきょくてきに攻めるポーターにカウンターの左をスペンスがヒット。
やや的確なパンチでスペンスかな、積極性・手数はポーター
S2-P2
6ラウンド
序盤からポーターが勢いよ攻めるがスペンスは逃れ、ボディやカウンター左ストレートを的確にヒットさせペースを握った。
S3-P2
7ラウンド
ポーターがアグレッシブに攻めポーター優位なラウンド
S3-P3
素晴らしいポーターの手数。
8ラウンド
ポーターがアグレッシブに攻めポーター優位なラウンド
スペンス見てディフェンスばかりで後手に回る。
S3-P4
とにかくポーターはパンチがつながる。
9ラウンド
序盤、スペンス細かいストレートでヒット。
中盤、ポーターが強引な接近戦。
終盤、接近戦、手数スペンス、ポーターがヒット率やや優位か
S3-P5
10ラウンド
序盤からポーターが強引な接近戦。
中盤からスペンスが接近接でボディを連打。
クリンチが増える。最後スペンスがジャブフックのジャブをヒット、ポーター連打を放つが当たらず。
ややポーターかな
S4-P5
スペンスは眉から出血、カット?
11ラウンド
ポーターが積極的に攻め、スペンスが受け身ながら的確にパンチを当てていく展開。
2分すぎ、ポーターが強引に前にでてフックの連打にスペンスの左フックのカウンターをヒットさせ、ポーターがダウン、すぐ立つポーター試合は続行。打ち合いになる。
S6-P5
12ラウンド
序盤、スペンスが前にジャブからボディ。
中盤もスペンスが手数でポーターを下がらす。
終盤、ポーターが前に、スペンスがボディをヒットさせる。
試合は判定に。
S7-P5
【試合結果・勝敗】IBF王者スペンスjr.vsWBC王者ポーター
2019年9月29日(日本時間)アメリカ・カルフォルニア州で開催されたIBF・WBC世界ウェルター級統一戦、IBF王者エロール・スペンスjr.vsWBC王者ショーン・ポーターの試合結果・勝敗は、ペースの取り合いが続いたが、スペンスが11ラウンドにダウンを奪い2-1( 116-111 | 112-115 | 116-111)の判定勝利を収め、IBF・WBCウェルター級の統一に成功した。
【公式スコアカード】IBF王者スペンスjr.vsWBC王者ポーター
【パンチデータ】IBF王者スペンスjr.vsWBC王者ポーター
ポーターの手数が多く見えましたがほぼ同じパンチ数。スペンス745、王者ポーター744
スペンスのボディがよく決まっていた。ポーターはよく耐えました。フィジカル強いですね。
【11Rダウン動画】IBF王者スペンスjr.vsWBC王者ポーター
What. A. Punch. 😵@ErrolSpenceJr knocked down Porter in the 11th with this HUGE left hook to the chin en route to a split decision victory! #SpencePorter pic.twitter.com/41blsioONV
— FOX Sports: PBC (@PBConFOX) September 29, 2019
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・勝敗予想はスペンス優位
【勝敗予想】IBF王者スペンスJr.vsWBC王者ポーター
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・オッズもスペンス1.1vsポーター3.7とスペンス優位!