リナレスvsロマチェンコの異次元の戦いの試合結果・内容が気になりませんか?
2018年5月12日(現地時間)マディソン・スクエア・ガーデンで行われたWBAスーパー世界ライト級タイトルマッチ、王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ・帝拳)対、挑戦者ワシル・ロマチェンコの対戦結果をお届けします。
- ・1 これまでのリナレスとロマチェンコ
- ・2 試合内容
- ・3 フル動画
- ・4 採点表
- ・5 試合後情報
これまでのリナレスとロマチェンコ
これまでの現WBA世界ライト級スーパー王者ホルヘ・リナレス(帝拳)と、挑戦者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を簡単にご紹介。
これまでのホルヘ・リナレス
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ホルヘ・リナレス(ベネズエラ・帝拳)32歳、44勝27KO3敗。
2014年3月に荒川仁人(日本・八王子中屋)とWBC世界ライト級挑戦者決定戦を行い判定勝利。2014年12月にWBC世界ライト級王座決定戦をハビエル・プリエト(メキシコ)に4ラウンドKO勝利し王座獲得。WBC世界ライト級王座を2度防衛、右拳を骨折しWBC休養王者になるが、2016年9月WBA同級王者アンソニー・クローラ(イギリス)と対戦し判定勝ち。翌戦でクローラ再戦し判定勝ち。その後2試合WBA防衛戦を行い防衛を果たしている。
これまでのロマチェンコ
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現WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)30歳、10勝8KO1敗。オリンピック金メダリスト。
2階級制覇王者(フェザー級、スーパーフェザー級)、WBO世界フェザー級王座を3度防衛、WBO世界スーパーフェザー級王座を4度防衛。スーパーフェザー級の防衛戦では、圧倒的な強さで、4連続で対戦相手を棄権に追い込み勝利している。名王者デュランが「ノー・マス(もうたくさん)」と棄権した逸話にちなみ、「ノーマスチェンコ」と呼ぼうかと言われるぐらいロマチェンコは乗りに乗っている選手。PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングでも上位にランクイン、トップになるのも近いのではと言われている。今回の試合で勝利すると世界最速の3階級制覇達成となる。
リナレスVSロマチェンコ 試合内容
リナレス入場
リナレス入場! #linaresloma pic.twitter.com/DoSgetX5IT
— boxisart@リナvsロマ期待! (@apa_Box) 2018年5月13日
ロマチェンコリングイン
#linaresloma pic.twitter.com/aiWjZ27qfn
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リングインして目立ったのが、体の大きさリナレスが明らかに大きい。試合当日体重はリナレス152ポンド(約68.9kg)ロマチェンコ138ポンド(約62.5kg)
1R
慎重な立ち上がり、互いにいつもよりガードが高くジャブの
差し合いヒットは少ないものの、リナレスのパンチの印象が大きかった。ガードの上から当たる音の感じがリナレスのパワーを感じました
2R
徐々にロマチェンコの距離に、手数もロマチェンコが多くなる。
3R
徐々にロマチェンコがリナレスの外側(リナレスの左)サイドに入り込むケースが増え、出入りが激しくなり、ロマチェンコペース
3ランドまでのパンチデータ
#linaresloma パンチデータ pic.twitter.com/deQkyIWHJw
— boxisart@リナvsロマ期待! (@apa_Box) 2018年5月13日
4R
徐々にリナレスの連打が当たらなくなり手数が減り始める。ロマチェンコのクリーンヒット増える。リナレス攻めあぐねている感じ
5R
リナレスの左目あたりがあかく打撲状態に見える
リナレスボディの注意をうける。心の空きをつくようにロマチェンコ攻める。ロマチェンコペース。
6R
ロマチェンコペースで進むが、最後の30秒でロマチェンコダウン。リナレスの右が顎にドンピシャで決まる。ロマチェンコすぐ足ち上がりコーナーでカウント10まつ、あと20秒だが、ロマチェンコ効いている様子はなく足を使って回避。
ロマチェンコはプロ初のダウンとなった。(たしか)
ロマチェンコダウンシーン
DOWN GOES LOMA! #boxing pic.twitter.com/o5Kwljk5TJ
— Fuckie Chinster (@Daily_Bruise) 2018年5月13日
7R
このラウンドロマチェンコ前半慎重、リナレスの連打が目立つ、ラウンド後半ロマチェンコ盛り返す。ポイントつけるの難しいラウンド
8R
ロマチェンコのフットワークと手数が戻ってきて、ロマチェンコペース。
リナレスのボディもイイ。
9R
中盤リナレスの連打がロマチェンコをとらえるが、全体的にロマチェンコ手数クリーンヒット多い。ポイントつけるの難しいラウンド。
10R
ロマチェンコペースで進み、リナレスのボディもいいが、ロマチェンコのジャブで距離を縮められロマチェンコの有利な距離になってしまい、1分50秒過ぎロマチェンコの連打の中で
ボディがっきまり、リナレスダウン、なんとか立ち上がるがレフリー抱え試合終了となる。
挑戦者のロマチェンコが、10回2分8秒でTKO勝ちを収め世界最速の3階級制覇を達成、スーパー王座に認定されると共にリングマガジン王座も獲得した。
デラホーヤさんの嬉しがり方が印象的でした。
リナレスがロマチェンコをダウンささた時のデラホーヤさん
RT si reaccionaste igual que @OscarDeLaHoya con el golpe de Linares#BOXEOxESPN ??#LinaresLoma ??
!EN VIVO! ??ESPN Deportes ????https://t.co/BuG3CCSY8p pic.twitter.com/00klpOP6nN
— ESPN Boxeo (@ESPNBoxeo) 2018年5月13日
フル動画 リナレスVSロマチェンコ
採点表 リナレスVSロマチェンコ
MMA.vaobhrさんの拝見させてもらいました。
86-84 リナレス
86-85 ロマチェンコ
85-85 イーブン
リナレス×ロマチェンコ=採点表 pic.twitter.com/Cr2bteJalC
— MMA.vaobhr (@vaobhr) 2018年5月13日
私の自己満足採点
1R リナレス 難
10-9
2R ロマチェンコ
9-10
3R ロマチェンコ
9-10
4R ロマチェンコ
9-10
5R ロマチェンコ
9-10
6R リナレス (ロマチェンコがダウン)
10-8
7R リナレス 難
10-9
8R ロマチェンコ
9-10
9R ロマチェンコ 難
9-10
84-86
試合後情報 リナレスvsロマチェンコ
WBO世界スーパーフェザー級王者だったワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は、ライト級に階級アップこの試合の為、4度防衛した王座を返上。※リナレス戦でも王座を保持していた。
試合後同年8月25日にカリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムにて、初防衛戦を行う予定であることも発表した。WBO世界同級王者レイ・ベルトラン(メキシコ)とホセ・ペドラサ(プエルトリコ)の勝者で王座統一戦が有力。ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)が勝利し12月8日マディソン・スクエア・ガーデンで試合が決まった。詳細は下記より↓
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目次リンク
9ラウンドまではイーブンだったという。
パンチスピードは断然リナレスでしたがフットワークのスピードで上回った感じでした。
フットワークを攻めに使える、個人的なフットワーク足がいい選手は防御、足でさばくが印象的でしたが、攻めにこれだけフットワークを活かせるのかと・・ボクシング頭脳、脳のスタミナ
ロマチェンコが更に階級あげるのには、さらなる壁がありそうです。
とにかくいい試合でした。
ロマチェンコ試合後に WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、サダム・アリvsハイメ・ムンギア観戦したが、ムンギアが圧倒的に強かったです。化物感がすごかったのです。パワースピードフレーム・・・今後注目したいです。
レバーにモロヒットした。 次はあの横への動きに追従して(一緒に動けば後ろに回り込める)逆襲のレバーブローを叩き込め! 言うのは簡単です スミマセン。
パウンドマンさん コメントありがとうございます。
いいパンチでした。言うのは簡単ですが、あーだこーだ考えるのって楽しいですね。