2018年11月16日(現地時間) アメリカ,オクラホマ州 オクラホマシティのチェサピーク・アリーナで開催されたWBO世界スーパーライト級タイトルマッチ、王者モーリス・フッカー(アメリカ)対、挑戦者アレックス・サウセド(メキシコ)の試合結果をお届けします。
これまでのフッカーとサウセド
これまでのモーリス・フッカー(アメリカ)と、アレックス・サウセド(メキシコ)をご紹介。
これまでのフッカー
王者モーリス・フッカー(アメリカ)29歳、24勝16KO3分無敗。2018年6月9日イギリスで、テリー・フラナガンとWBO世界スーパーライト級王座決定戦を行い2-1(115-113 | 117-111 | 111-117 )判定勝ちで王座を獲得した。今回のサウセドとの試合が初防衛戦になる。
これまでのサウセド
アレックス・サウセド(メキシコ)24歳、28勝18KO無敗。2018年6月30日に、当時WBO7位レオナルド・ザッパピグナ(土屋修平に判定勝利している)と世界ランカー対決を行い、激闘の末サウセドが7ラウンドTKO勝ちを収めた。サウセドは今回の試合が初の世界挑戦となる。ザ
試合内容 フッカーvsサウセド
開催地は挑戦者のサウセドの地元。
王者フッカー 身長180cm リーチ203cm
サウセド 身長178cm リーチ183cm
リーチ差20cm
1ラウンド
サウセドが前進してプレスを掛け、フッカーがアウトボクシングで対応する展開。
サウセド一発一発しっかりパワーがあるパンチ打つ。単発気味
フッカーのほうがコンビネーションで手数が多い。
やや一発一発しっかり打ったクリーンヒットのサウセドが優勢か
2ラウンド
58秒すぎサウセドの右のオーバーハンドがフッカーにクリーンヒットし フッカーがダウン、フッカー立ち上がり試合は継続、
サウセドが倒しに行くが、フッカーに返され、決めきれず。
3ラウンド
序盤サウセド手数でペースを掴むが、中盤以降フッカーの距離で試合が進むフッカーはサウセドの動きになれたのか、フッカーが入ってくるところにストレート系の連打を合わせサウセドは中に入れない。
フッカーのリーチ203cmは驚異・・・
フッカーの的確なパンチのヒット数が増える
フッカーが優位のラウンド
4ラウンド
3ラウンド同様
フッカーが優位のラウンド
フッカーの的確なパンチのヒット数でサウセドダメージは蓄積している様子
サウセド左眉をカットしている
5ラウンド
サウセドが中盤から終盤、フッカーをロープに詰め一方的に連打するが、フッカーの防御テクニックでダメージを与えられない。
最後フッカーが連打で返す。
サウセドの闘志とスタミナがすごい。
6ラウンド
サウセド左眉から出血がひどい
フッカーの距離、ストレート系の連打でサウセド中に入れず、フッカーペースで進む。
7ラウンド
中盤フッカーの右ストレートでサウセドがダウン。サウセド立ち上がり試合が続行、フッカーが連打でまとめ、サウセドはフラフラで、立ったままだったが、レフリーが危険とみなしサウセドを抱え込み試合が終了。
試合結果(勝敗) フッカーvsサウセド
アレックス・サウセドが2ラウンドにダウンを奪うが、3ラウンドからモーリス・フッカーが徐々にペースをつかみだし、フッカーが大逆転で7ラウンドTKO勝ちを収めた。敵地で勝利したモーリス・フッカーはBO世界スーパーライト級王座の初防衛に成功、戦歴を25勝14KO3分無敗とした。試合後、WBC王者とホセ・ラミレス
WBC世界スーパーライト級王者ホセ・カルロス・ラミレス(アメリカ)とリング上でインタビューを行った。
互いに統一戦をしたいと。
パンチデータ フッカーvsサウセド
目次リンク
激闘ですばらしい試合でした。2ラウンドで終わると思ったのですが。フッカーさすが王者です。
サウセドも24と若いので今後に期待したい。来年のWBSSシーズン3にサウセドでてほしいです。
スーパーライト級面白くなってきました。WBSSも含め、誰が強いか予測がつかないところが最高です。
リングマガジンのスーパーライト級ランキングだと
1.レジス・プログレイス
2.ジョシュ・タイラー
3.ホセ・ラミレス
4.キリル・レリク
5.イバン・バランチェク
6.ポストル
7.フッカー
8.リピネッツ
9.トロヤノスキー
10.オロコス
こんな感じでした。一年後には全く変わっていると思う。
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