2018年11月12日東京後楽園ホールで開催されたWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦、同級2位の亀田和毅(協栄)対、同級1位アビゲイル・メディナ(スペイン)の試合後の著名人コメント等のまとめ情報をお届けします。
金平協栄ジム会長の井上vs亀田のコメントや大橋会長のコメントも。
試合詳細情報は下記から↓
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和毅、まじめさと兄譲りのトレーニングで王座奪回
兄譲りのフィジカルトレの成果。プロ野球日本ハムにも在籍した多田久剛氏の指導「体幹を通してエネルギーを下半身から上半身に伝えるトレ」。実は興毅トレーナーが5月の引退試合前に実践していた。起床後、就寝前にストレッチ30分を欠かさない。このまじめさで、十数種類のメニュー3セットを週2日3カ月。スクワットやベンチプレスの負荷は20キロ増えた。「ジャブもパンチ力が上がってプレッシャーをかけられた。前なら押されていた」と振り返った。
和毅が刺激受けた「神秘の王」
「神秘の王」との出会いがあった。知人を通じ、新日本プロレス参戦時に来日していた元WWE世界ヘビー級王者レイ・ミステリオJr(43)と都内の焼き肉店で交流を持った。レイ・ミステリオJrは米国WWEで大活躍し、何億も稼いだ。
米国で世界戦に臨んだ経験も聞いてもらい「お互いにプロの生き方を話した。共通点も結構多かったから面白かった」と声を弾ませた。
長男興毅氏コメント
ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナでの指名試合(WBO世界バンタム級タイトルマッチ、初防衛戦)でKO勝ちした。試合視察していた(有名な米プロモーター)アル・ヘイモン氏が「こいつは面白い」と言うて契約を結んでくれた。語学も駆使して和毅はメキシコ、米国で練習や試合をしてきた。いつも自分で道を切り開いてきたから、今回も信じていた。
次兄大毅氏コメント
亀田3兄弟の次兄大毅氏のコメント 苦しい3年間、苦しい試合やった。それに打ち勝って100%出せたわけやないけど勝った。相手も強かった。試合前には、和毅の思う通りにやったらいいとアドバイスした。
大橋ジム大橋会長
後半パワーが継続できなかったことが今後の課題で、今回はうまく逃げ切ったが、そこは今後は一層つけ込まれてくるだろう。
小学生で初めて見た時に、この選手は世界王者になるなと感じさせる非凡さはあった。個人的にはパワーよりも、武器のスピードを生かしていくようなスタイルを突き詰めるべきだと思う。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)
【元日本フライ級王者:矢尾板貞雄】
亀田の勝因は左ジャブにあるといっても過言ではない。これまでは手数だけにこだわっていたが、今回はジャブをしっかりと踏み込み前へ出て打っていた。スピードがあるから、相手はなかなか対応できない。しっかりとペースを握った。中盤以降、ダウンさえ奪うこともできたはず。不可解だ。
対戦相手メディナのコメント
「亀田のスピードには驚いた。予想と違った。彼が良い試合をしたことは見ての通りだ」
金平協栄ジム会長コメント
「相手がタフで最後まで諦めずに前に出てきて、いい試合になった」
亀田和毅vs井上尚弥に言及
「正直、やってみないと分からない」
佐藤修氏(元世界スーパーバンタム級王者)
「前半から(亀田は)足も使って終始ペースを握っていた。体力を使った分、後半は相手にも出られたが、スピードが違いを生んだ」
坂田健史氏(元世界フライ級王者)
「スピードが違った。メディナはパンチのパワーこそあったが、亀田の速さについていけてなかった。良い試合を見せてくれた」
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日刊スポーツ
スポニチ
防衛戦はどうなるんでしょうか、早速ですが対戦相手が気になりますね。正規王者のバルガスはローマンと統一戦が濃厚。
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