現WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーライト級統一王者テレンス・クロフォード(アメリカ)がIBF王座を返上することが明らかになった。
テレンス・クロフォードは、2017年8月19日、ネブラスカ州リンカーンのピナクル・バンク・アリーナでWBA・IBF世界スーパーライト級統一王者のジュリアス・インドンゴと王座統一戦を行い、3回1分18秒TKO勝ちを収めスーパーライト級王者として初めて主要4団体の統一に成功したばかり。なお史上3人目の主要4団体統一王者となった。
トップランクは、テレンス・クロフォードを階級アップさせ、WBOウェルター級タイトル戦パッキャオ対ホーン再戦の勝者と対戦させる模様。
返上後のタイトルの行方
元IBF世界スーパーライト級王者ジュリアス・インドンゴと対戦予定だった同級1位の必須の挑戦者セルゲイ・リピネッツ(ロシア)がおり、リピネッツとその他ランカーで王座決定戦が指令される可能性が高い。2位は空位、3位に近藤明広(一力)選手がランクしている。
IBFスーパーライト級世界ランキング
1位セルゲイ・リピネッツ(ロシア)
2位空位
3位近藤 明広(一力)
4位モーリス・フーカー(米国)
5位イバン・バランチェク(ロシア)
6位アントニー・ジギ(スウェーデン)
7位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)
8位岡田 博喜(角海老宝石)
9位ランセス・バルテレミ(キューバ)
10ジョシュ・テイラー(英国)
セルゲイ・リピネッツの戦歴
全勝12勝10KO無敗のハードパンチャー
・小原と引き分けたカスティージョにKO勝利
・土屋修平に激闘の末10ラウンドKO勝ちした同級IBF4位レオナルド・ザッパビグナにセンセーショナルなKOで勝利している。
動画カスティージョ戦
嬉しい話、近藤明広選手にチャンスが回ってくる可能性が高いが、セルゲイ・リピネッツかなりの強豪、テレンス・クロフォードがいなくなるスーパーライト級で一番強いと思っているので、悲しいです。