【結果】テレンス・クロフォードvsジュリアス・インドンゴ、スーパーライト級4団体統一戦
2017年8月19日、ネブラスカ州リンカーンのピナクル・バンク・アリーナで、WBC&WBOスーパーライト級王者のテレンス・クロフォード(アメリカ)とWBA&IBF同級王者のジュリアス・インドンゴ(ナミビア)による4団体統一戦が行われました。
WBC、WBO王者
テレンス・クロフォード(アメリカ)29歳、31戦全勝(22KO)
VS
WBA、IBF王者
ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)34歳、22戦全勝(11KO)
全団体統一王者が滅多に生まれない理由
今回勝利した選手は史上3人目の快挙となる。
・王座の増加
最近では王座の増加ゆえにタイトルの価値が低下し、一部の人気選手たちはベルト収集にこだわらなくなった。
・承認料の問題
クロフォード対インドンゴ戦では4団体のタイトルがかかっているため、承認料の合計はファイトマネーの12%。2人の王者たちはそれぞれ10万ドル以上を払うという報道がなされていた。複数階級制覇の方を目指すスター選手が増えるのは当然。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiuradaisuke/20170819-00074694/
試合内容クロフォードvsインドンゴ
1R
互いに距離が遠い距離で様子見、若干クロフォードのの手数が少し上。
2R
インドンゴのダッキングに合わせてクロフォード右ストレートでインドンゴが、ダウン、立ち上がり残り43秒なんとか凌ぐ。
3R
インドンゴ前に出て手数を増やす、1分半インドンゴのワンツーに、クロフォードのカウンターボディ左右で悶絶ダウンでカウントアウト。
WBA&WBC王者のテレンス・クロフォード(米)が勝利を収め4団体統一を果たしました。
3Rダウンシーン動画
— Fancy Combat (@FancyCombat) 2017年8月20日
テレンス・クロフォード(アメリカ)が3ラウンドTKO勝利し、4団体統一王者となりました。また、全団体統一王者の史上3人目の快挙となりました。
今後のクロフォードの展開
今後、クロフォードはウェルター級に昇級と伝えられます。ボブ・アラムはホーン対パッキャオ再戦の勝者にぶつけたいと。トップランクにとって世代交代戦が最高のシナリオですが、例えホーンに勝っても、今の時点でのパッキャオは危険すぎるクロフォード戦を受けるかどうか。
— daisuke sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) 2017年8月20日
個人的な予想は後半クロフォードのKO勝ちでしたが、蓋を開けてみれば、スピードパワー圧倒的な強さで、3RTKOでクロフォードの勝利でした。まるで下位ランカーとの試合のようでした。ここからクロフォードはどこに向かうのか。
これからのクロフォードに期待!
動画はこちらからhttps://www.youtube.com/watch?v=R9zKLtbPq7Q
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パッキャオとやって欲しい。なぜならもっと知名度を上げてほしいから