2019年7月21日イギリス・ロンドンのO2アリーナで開催されるWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦、WBC1位ディリアン・ホワイトvs10位オスカル・リバスの試合結果・内容・勝敗をライブでお届けします。
勝者はWBC暫定世界王者となりWBC王者ワイルダーと統一戦が義務付けられるが、ワイルダーは11/9オルティス2、来年2月頃フィーリー2が決まっている。プロモーターエディハーンはWBCが新しく新設した『フランチャイズ王者』(WBAスーパー王者的な王座)にワイルダーがなると懸念している。
【結果・動画】ディリアン・ホワイトvsオスカル・リバス WBC世界ヘビー級暫定王座決定戦 2019年7月21日
目次リンク
【選手情報】ディリアン・ホワイトvsオスカル・リバス
WBC1位ディリアン・ホワイト
WBCヘビー級シルバー王者・WBC1位
戦績:25勝18KO1敗(1KO)
身長:193cm
リーチ:198cm
スタイル:オーソドックス
愛称:The Body Snatcher
元世界王者のジョセフ・パーカー(オーストラリア)に勝利している。
前戦では、昨年末にデレック・チゾラをKOで退け、3度目のWBCヘビー級シルバー王座防衛に成功している。
リング誌ヘビー級5位にランクしており世界王者に最も近い男。
WBC10位オスカル・リバス
NABFヘビー級王者・WBC10位
戦績:26勝18KO無敗
身長:184cm
リーチ:194cm
スタイル:オーソドックス
カナダを拠点に活躍するコロンビア人ボクサーは前戦で米国のトップラン社所属のブライアント・ジェニングスにTKO勝利。ヘビー級プロスペクトの要注目選手。
【試合内容】ディリアン・ホワイトvsオスカル・リバス
セミセミの試合ではチゾラが豪快KOで会場を沸かせた!
WOW 😳#WatchOnDAZN pic.twitter.com/ISs4AehKIQ
— DAZN USA (@DAZN_USA) July 20, 2019
セミの試合が終わりそろそろ、始まります。
1ラウンド
リバスが前に、積極的に攻める。ホワイトはガードキッチリ下がりながら応戦。
リバスの右のオーバーハンドが強烈!
大きなクリーンヒットはないが、リバスが積極的に攻めた。ホワイトはかなり慎重。
2ラウンド
ホワイトはジャブ中心ワンツー、ホワイト1分過ぎホワイトの右ストレートがクリーンヒット、ホワイトは一気に爆発的な連打でまとめるが、リバスが反撃、リバスはワイルドなフックやオーバーハンド。
ホワイトのラウンド。
ホワイトの連打は見ごたえがある。
#WhyteRivas ホワイト流石や!2ラウンド、右ストレートをクリーンヒット。 pic.twitter.com/U0bdPcG1b5
— ボクシングアート@WBSS-Lovers (@apa_Box) July 20, 2019
3ラウンド
ジャブの付き合い。落ち着いた展開が続く、最後ホワイトが右のショートをカウンターでヒット。
ホワイトが優位なラウンド。
リバスは1ラウンド飛ばしすぎたのでは?
流れはややホワイト。
4ラウンド
ホワイトが丁寧にジャブを放つ、リーチで負けているリバスはジャブで中に入れず何もできない。
ホワイトが優位なラウンド。
ヘビー級でこんなに丁寧にジャブ打つとは。
5ラウンド
ホワイトがジャブからワンツー、リバスは豪快な右オーバーハンドだすがて数少ない。
ホワイトが優位なラウンド。
Massive uppercut by Whyte in the 5th #WhyteRivas pic.twitter.com/7FBeQ2yndS
— Tim – Boxeo Boxen бокс 拳闘 Boksing ??? Boks 拳? (@Hock1717) July 20, 2019
6ラウンド
ホワイトが常にジャブ、時折右アッパーで完全にリバスをコントロール。
リバスは左目が少し腫れ赤い。
7ラウンド
リバスが序盤、フック系の怒涛連打で前に。
中盤、前に出るリバス打ち終わりにホワイトがアッパーをヒットさせる。
終盤、ホワイトがジャブでコントロール、左ボディをクリーンヒット。
ホワイトかなりの試合巧者ぶりを発揮。最後の左ボディはエグい。
8ラウンド
ホワイト下がりながら左ボディをヒットさせる。リバスは前に出るが、ホワイトの巧みなディフェンスに阻まれる。打ち終わりをコツコツホワイトにヒットを奪われる。
9ラウンド
20秒過ぎリバスの連打の中のアッパーでホワイトがダウン。ホワイトは立ち上がり試合は続行。リバスは猛攻撃で決めにかかるが、ホワイトがなんとか凌ぐ。そこまでホワイトは効いていないようだ。最後はホワイトが左ボディをヒットさせ盛り返す。
リバスがダウンを奪い、リバスのラウンド。ポイントはほとんどホワイト。
ダウンシーン動画。
An Incredible uppercut by Rivas that puts Whyte on the floor #WhyteRivas 🥊 pic.twitter.com/OV1deY42Rl
— On The Ropes (@OTRboxingshow) July 20, 2019
10ラウンド
前半、ホワイトが左ボディ中心にペースを掴むが、後半リバスが盛り返す。
11ラウンド
リバスは疲れたか?手が出なくなる。
ホワイトがジャブでコントロール。
リバスは左目が閉じそう。
リバスは倒さないと勝てない。ポイントはホワイト。
12ラウンド
リバスは前に出るが、ホワイトがアウトボクシングを展開しポイントアウト。
試合は判定に。
【試合結果・勝敗】ディリアン・ホワイトvsオスカル・リバス
2019年7月21日イギリスで開催されたWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦、WBC1位ディリアン・ホワイトvs10位オスカル・リバスの試合結果・勝敗は、リバスが9ラウンドにダウンを奪うが、2ラウンドからジャブでペースを掴んだホワイトがポイント積み重ね、3-0(115-112, 115-112, 116-111)の判定勝利でディリアン・ホワイトがWBC世界ヘビー級暫定王座を獲得。正規王者ワイルダーとの必須の挑戦者となったが、ワイルダーは2試合先(11/9オルティス2、来年2月頃フィーリー2)まで決まっている。
・リング誌ヘビー級5位『ホワイト』世界王者まであと一歩
・ヘビー級無敗のプロスペクト『リバス』
・ホワイトはアマチュア時代にジョシュアに勝利、プロでKO負け